道草料理研究部

近所で食べられるものを探して見つけて料理して食べるブログだよ。さいきん狩猟免許とりました。

オピネルナイフを黒錆加工しよう!

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みなさんオピネルナイフってご存知でしょうか?

フランスオピネル社のフォールディングナイフで、手頃な値段(2500円くらい)なのにその美しさや使いやすさから世界中でファンの多いナイフです。

僕も例に漏れず、その美しさに魅入ってしまい釣りなどアウトドアに出る場合には絶対持っていっています。

f:id:himohu:20171007103500j:plain刃をしまった状態のオピネルナイフ。ロックリングで刃が誤って飛び出すこともありません。

f:id:himohu:20171007103601j:plain刃を出した状態。何度も研いでいるので刃もすり減っています。

オピネルナイフは子供から手の大きい男性までサイズバリエーションも豊富にあるのですが、さらに大きな分類としてステンレス製と炭素鋼(カーボン)製のものがあります。

ステンレス製のものは錆びにくく、料理など水を使用する場合にはとても便利なのですが、炭素鋼のものはステンレス製より鋭い刃がつけられたりするのでこれはこれで魅力的なのです。

ただ炭素鋼はとても錆びやすい!という欠点があります。料理に使い洗ってそのままにしておくとあっという間に錆びだらけ…になってしまいます。

で、錆び対策として裏技的な方法がありまして黒錆加工というものがあります。

黒錆でコートしておくことで赤錆がつきにくくなる、というものです。

赤錆は鉄の内部まで発生して腐食させボロボロにしてしまうという鋼のナイフにとって大敵なのですが、黒錆は刃の表面だけにつき赤錆の発生を抑え刃を傷めにくくさせる効果があるのです。

というわけで、黒錆加工していきましょう!

 

【一般的な黒錆加工の方法】

①紅茶を煮出す。ティーバッグ3袋くらいつかってたっぷり煮込みます。ここで紅茶のタンニンをたっぷりと抽出します。

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②煮出した紅茶とクエン酸などの酸を混ぜる。紅茶のタンニンと鉄の結合を促進させる効果があります。だいたい紅茶7:クエン酸3といった割合がいいといいますが、だいたいでいいです。ようは超濃いレモンティをつくる要領ですね。

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③あとはナイフをつけこむだけ。なんて簡単なんだ…!

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どんどん酸化して、泡がたくさんでてきます。10分ほど漬け込んでから取り出してみると…

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おお!すでに黒くなっています。

取り出して、軽く拭いてみると…まんべんなく黒錆がついています。マットでかっこいい!

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このままで完成!でもいいのですが、オイルに漬け込んで保護しておきしょう。オリーブオイルをたっぷり塗って3時間ほど放置します。

じゃーん完成!

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この黒光りする刃…、たまりません。中二病心をくすぐられますね。柄の部分はいったん、やすりで表面をなめらかにしてからチェスナット色に塗っていたのですが、それもなかなか高級感があります。

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上が加工済の炭素鋼オピネルナイフで、下がステンレスの未加工オピネルナイフです。
 こう見ると、加工したナイフはかっこよくてめちゃくちゃ愛着わいてきました。なんだか使うのがもったいないくらいです。

今度これをもって狩りに出かけたいと思います。やはり刃物はつねにメンテナンスして最高の状態にしておきたいですね。いつ、イノシシを倒して最後のとどめを刺さなきゃいけない場面に出くわすかもしれないのですから。

そのときナマクラの刃物では、分厚い皮膚に阻まれ一撃で葬れずに反撃をくらうかもしれません。刃物の状態は生死に直結するのです。刃物はしっかりメンテナンスしましょう!