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道草料理研究部

近所で食べられるものを探して見つけて料理して食べるブログだよ。さいきん狩猟免許とフードコーディネーターの資格とりました。

近所の川でノカンゾウをとって食べる

今回は野草です。

近所に小川が流れていまして、毎朝川べりを歩いてはタンポポやスギナやクレソンなど川辺に自生している野草の生育具合を確認しているのですが、毎年この時期楽しみにしている野草があります。

それは「ノカンゾウ」です。

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食べられる野草としてはとても有名で、この時期のふっくらした蕾や、春のはじめのころの若芽などはサッと茹でて酢味噌和えにすると美味しい!っていう春から初夏まで楽しめるありがたい野草なんです。

中華料理では高級食材で蕾を干したものを「金針菜」といって炒めものなどに使うそうです(食べたことはない)。

ちなみにヤブカンゾウとノカンゾウがあり、ヤブカンゾウは八重咲きでノカンゾウは一重咲きです。どちらも美味しく食べられます。

また今回、見た目から「ニッコウキスゲ」とも迷いましたがニッコウキスゲが山間に咲くのに対してこの花は、街中の小川に咲いていたので「ノカンゾウ」とさせて頂きました。ですのでひょっとしたら「ニッコウキスゲ」かも知れませんが、まあキスゲ科の植物ということでひとつよろしくお願いします。

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ちなみに春にはツクシと一緒に採取して

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お弁当にいれました。右の小さなくったりしたやつです(酢味噌和え)。ツクシは佃煮に。

んで今年も初夏の蕾をさがしたところ…

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いっぱい生えてます。小さな青い蕾も、いまに花が開かんとしているオレンジの蕾も全部食べられます。

てことで採取していきましょう。

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まあ一人分としてはこれくらいでしょうか。

それでは調理していきます。今回はペペロンチーノにしようと思います。

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ぐらぐら茹でます。30秒〜1分くらいでしょうか。黄色く太い蕾は茹でているうちに広がって花が開いてきます。

 

んではペペロンチーノの準備もしていきます。

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ニンニクと鷹の爪がオリーブオイルでぷくぷくしている姿はぐっときますね。

 

パスタが茹で上がったらソースと絡ませます。ノカンゾウは繊細なので最後に加えて混ぜる程度でしょうか。

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で、完成です!

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おお…、自分でつくっておきながら美味しそうです。初夏っぽいですね。

それでは、いただきます…!

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んー、めちゃめちゃうまいです。

味としてはアスパラに近い感じでしょうか。シャクシャクした食感もいいです。

ペペロンチーノという選択も良さそうです。油と旨味とノカンゾウの美味しさの組み合わせも最高です。パスタとの食べ合わせも最高です。

これをなぜスーパーとかで売り出さないの…?ってくらい美味しいと思います。

河原に自生するくらいなので栽培も簡単そう。

 

初夏の味のノカンゾウ、ぜひみなさまもお試しいただければと思います。

この時期川べりにオレンジのユリっぽい花が咲いていればそれです。