道草料理研究部

近所で食べられるものを探して見つけて料理して食べるブログだよ。さいきん狩猟免許とりました。

石神井公園でザリガニを捕って食べる

一度たべてみたいものに「ザリガニ」がありました。

 

海外ではメジャーな食材だそうで、アメリカでは食用に養殖されていたり、中国では唐揚げにしたりするらしいです。まあ小さなロブスター的な扱いだと思われます。

日本では沼や池やドブ川で採取されるイメージから、ドブ臭いようなイメージがあり食用にはされませんが、イメージだけで敬遠するのはよくありません。何事も実践あるのみ。ドブ臭いかどうかは食べてみてから決めましょう。

 

それでは早速、捕まえにいきます。

場所は以前に訪れたことのある石神井公園。

f:id:himohu:20160521113758j:plain

ここはよく子供がザリガニ釣りをやっているのをみたことがあります。

子供がやっているんですから、大人がやれば簡単に捕まえられると思います(と、最初は思っていました…)

 

石神井公園にいく道すがらにこんな釣具店のポップを発見。

f:id:himohu:20160521141313j:plain

これは期待できそうです。

 

仕掛けはこんなところでしょうか。

割り箸、タコ糸、するめ。

f:id:himohu:20160521114735j:plain

昔はこれで釣ってたような気もするのですが、随分前なのでこれで本当にいけるかちょっと不安です。

では、するめを池に落としましょう。

f:id:himohu:20160521114840j:plain

……、

f:id:himohu:20160521125717j:plain

……、

釣れない!っていうか姿さえ見当たりません。

石神井公園は広いです。ここで手当たりしだいにするめを落としていく作業は効率が悪すぎます。

ここは、さっきの釣具店にポイントを聞きにいきましょう。

f:id:himohu:20160521122936j:plain

こういう情報を仕入れて実践!っていうのは冒険してる感あって釣りの楽しさのひとつですよね。

 

ザリガニポイントを釣具店のおやじに聞くと、熱心に地図を描いてくれて嬉々としてポイントを教えてくれました。

f:id:himohu:20160521121755j:plain

 

ざっとポイントはこのあたり。ひょうたん池とメインの池をつなぐ水路。あとは、ちょっと離れた池だそうです。

情報料のかわりとしてこんなのを購入。これで釣るとザリガニの食いがちがうそうです。またスルメだとすぐ匂いがなくなってしまうのですが、これだとずっと持つとのことです。

f:id:himohu:20160521123659j:plain

内容はこんなの。

f:id:himohu:20160521123758j:plain

f:id:himohu:20160521124240j:plain

匂いが…酸っぱい匂いがしますね。すっごくプルプルしています。これで釣れるかどうかは分かりませんが、この目玉クリップで餌をつけるのはいいですね。スルメの匂いがなくなっても、簡単にエサが交換できます。

 

①のポイントで早速やってみたのですが、ぜんぜんアタリがなく早々に

②のポイントへ

f:id:himohu:20160522123656j:plain

おお…、たくさん人がいます。

ていうかほとんどが小学生以下です、

釣っている人の観察をしながら、その真似をしてみます。

f:id:himohu:20160521135641j:plain

イター!

どうやら、ザリガニは岩のすき間にもぐりこんでいて

そこにスルメをもっていくと、そろそろと出てきてスルメをがっしとつかんでくるようです。

で、なんとか引き上げようとするのですが…

なんどやっても、途中でスルメをつかんだハサミを離してしまいます。

なんとかかんとか、水面までもってきても…、水面にびっくりするのか途中で離してしまいます。

で、なんやかんやで時間切れ…。

 

あとはヘビイチゴを見つけたり

f:id:himohu:20160521160934j:plain

アオダイショウを捕まえる小学生にびびったり

f:id:himohu:20160521142021j:plain

しながら、とぼとぼと帰宅しました。

 

で、次の日!

f:id:himohu:20160522121621j:plain

じゃん!なんと虫取り網を100円ショップで購入してきました。

これで、途中まであがってきたザリガニが手を離す前に網ですくってやろうという作戦です。

で…、

f:id:himohu:20160522122006j:plain

 つれたー!(同行者の手によって)

これはいわゆるアメリカザリガニですね。

日本にはもともと固有種のニホンザリガニが生息していたのですが、ウシガエルの餌として輸入されたアメリカザリガニが大繁殖。東北以南ではアメリカザリガニが幅を利かせているようです。

f:id:himohu:20160522142557j:plain

 

もう一匹つれたー!(同行者の手によって。)

 

f:id:himohu:20160522123337j:plain

そうなんです…、同行者がぽんぽんと釣りあげるのに対して…

 

ぼくの竿には…、アタリはあるんですがねえ…。

まさかの二日連続ボウズでした。うう…。

 

では、気をとりなおして調理していきます。

f:id:himohu:20160522160646j:plain

たっぷりの湯に塩をいれて茹でます。

f:id:himohu:20160522161419j:plain 

おお…、いれた瞬間一気に真っ赤に…。

f:id:himohu:20160522161515j:plain

 盛り付けもせっかくなのでレモンとパセリも添えてみましょう。

なんだかリスボンのオシャレなレストランに来たような雰囲気がするような…(行ったことなし)

f:id:himohu:20160522162650j:plain

ソースはアメリカでロブスターを食べる風に溶かしバターを用意しました。

f:id:himohu:20160522162910j:plain

 はじめての食べ物って、ちょっと度胸がいりますよね。

見た目は完全にエビ…ですね。おいしそうです

では、さっそくいただきます。

……、

お、おいしい!

まんまロブスターの味です。風味もそのまま。

身もプリプリしています。

泥抜きもまったくしなかったのですが、全然きになりません。

ロブスターもレモンや溶かしバター(ガーリック風味にしたりとか)、香草で焼いたりするのでこういうもんだと思います。

 

 あとは自分の手で釣ったザリガニであれば、もっと美味しかったのでしょうが

それは次回への課題ということで、二日がかりでなんとかかんとか手に入った野性のザリガニを食べられて大満足です。

  

最後に:

今回ブログにアメリカザリガニの記事を掲載するにあたり、アメリカザリガニが特定外来生物にあたるのかという心配がありました
もし、特定外来生物であった場合は、生きたままの運搬、飼育するなどの行為は禁止になります。
調べてみたところ、ラスティークレイフィッシュ種というアメリカ原産のザリガニは特定外来種に指定されているものの、一般に繁殖しているアメリカザリガニは要注意外来生物の指定にとどまっているそうです。
まあ、特定外来種に指定してしまうとザリガニを釣って帰って家で飼ってる小学生たちをかたっぱしからしょっぴかなきゃいけなくなりますもんね。
ちなみにブルーギルやブラックバスは特定外来生物。夏休みの宿題の作文で、釣ったブルーギルを水槽で飼っている絵日記で特定外来法にひっかかっているのが発覚!なんてこともあったそうです。

みなさんもうっかり得体の知れない生き物を捕まえて特定外来法にひっかからないよう、ぜひチェックしておきましょう。

日本の外来種対策 | 外来生物法